みやぎNPOプラザの玄関口前にある「釈迦堂碑」
釈迦堂碑の説明パネル
大正元年発行された地図の榴ヶ岡公園界隈。「釈迦堂」と
記されている場所が、現在のみやぎNPOプラザ。
みやぎNPOプラザ敷地内に、仙台藩四代目藩主伊達綱村が
生母三沢初子が没して10年目に建てたという「釈迦堂碑」が
あります。パネルには釈迦堂は“宮城野区榴岡4丁目の孝勝寺
に移された。”と。
釈迦堂は、仙台藩四代藩主の伊達綱村公が生母三沢初子の冥福を
祈るため、釈迦仏を祀って1695(元禄8)年に建てられた持仏堂です。
もとは榴ヶ岡にありましたが、1973(昭和48)年宮城県図書館(当時)
が建設されるにあたり、孝勝寺に移転されました。
こちらが仙台駅東口、榴岡4丁目にある孝勝寺境内の五重塔(左)
と釈迦堂(右)。
街中にある孝勝寺。境内にある五重塔(左)と釈迦堂(右)
仙台市登録有形文化財の釈迦堂
幼子伊達綱村公を抱える生母三沢初子の像
大正元年地図記載の孝勝寺(地図中央)周辺。孝勝寺と地図右上端
「市立伝染病院」(現:サンプラザ仙台)の間に三沢初子の墓が見える。
現在も同じ場所で静かに佇む。