センダイ座オープニングイベント2日目(7月15日)の
1コマ目は武田こうじさんの「大正時代のエハガキで
詠む仙台」。
大正時代に発行された絵はがきの仙台駅〜仙台城
大手門に武田さんが詩をつけてくれたリーディングに
続き、「3.11キヲクのキロク」扉ページに掲載している
詩、「Re:プロジェクト」の詩へ。また、参加者から連想
する言葉を次々と出してもらい、それを紡ぐ即興作詩は、
参加者一同が驚きの拍手。
15日16:00〜2日連続となる木村浩二さんによる
「古地図で愉しむ仙臺」。同じテーマ、資料でしたが、
講話の半分が新ネタで予定より30分オーバーの盛上り
ぶり。10月に古地図で街歩きツアーを行うことも決定しま
した。詳細はまたご案内いたします。
センダイ座オープニングイベント最終日の16日の1コマ目。
13:00〜「3.11定点観測プロジェクト」で、20世紀
アーカイブ仙台の伊藤と小林の写真を紹介。震災後に
写真を撮ることに違和感を持っていた小林と、震災直後
から事務所内、七北田川を撮リ続けた伊藤の話は、
「震災後に写真を撮ることが出来なかった人と撮った人」
の対比にもなり、興味深いトークとなりました。
仙台ゆかりのレコードを150枚コレクションする仙臺庫の
高橋さんによる「明治以降の仙台ゆかりのレコードを聴く」会
では、貴重な「仙台遊覧」や島倉千代子の「七夕おどり」など、
10枚のレコードを披露。まだまだたくさんの音源をお持ちの
高橋さん、また鑑賞会の機会を作っていただけると嬉しいです。
蓄音機で聴く音楽は格別でした。
ゲストの皆さん、ご参加いただいた皆さん、おかげさまで
楽しい3日間になりました。ありがとうございました。