風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

「仙台地図さんぽ」東照宮界隈

二代目仙台藩伊達忠宗(ただむね)公が、徳川幕府東照宮権現の仙台勧請を申し出て、着工から5年後の1654(承応3)年に落成した東照宮

造営にあたった人足58万人、大工13万人、材木2万5千本という藩の大事業であり、翌1655(明暦元)年から9月17日を祭典日と定め、仙台藩最大の祭り「仙台祭(せんだいまつり)」は「招魂祭(しょうこんさい)」などと名前を変えながら江戸時代末まで盛大に行われた。

この地はもともと「玉手ケ崎(たまてがさき)」と呼ばれ、1591(天正19)年に徳川家康公が葛西大崎一揆の視察後、江戸に戻る途中政宗公と宿陣した場所であることから、社地として選ばれたと言われている。
小さく地図にも書かれているように、この地にあった天神社(現:榴ヶ岡天満宮)は東隣に遷御され、その後、榴岡に移された。



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100年前の古地図iPhone版&Android版アプリ「仙台地図さんぽ」と現在地の写真。
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