まだまだ知らない仙台のことをもっと知りたいし、知ったらそれを誰かに教えたくなる。
郷土史のシロウトだから、知る喜びは限りなくあるー。
2005年にスタートした「風の時」は、そんな好奇心(だけ)が詰まったユニットで、それらはできる限り可視化してきた(つもり)。昨日行われたBook! Book! Sendai「街の本、街と本、街は本」トークイベントでは、有り難いことにその10年間のふりかえりもさせていただいた。
大阪でフリーペーパーを作りながら、文化の地産地消をめざした甲斐さん。建物を残す活動を通してまちの記憶を編んできた西大立目さん。それぞれの人の興味からまちを読み解き、百人百様のまちが浮かび上がるからこそ、重層かつ多面的で面白い発見がある!
歴史は様々なジャンルに存在する(甲斐さん)、年代を憶えることが歴史ではない(西大立目さん)、という意見にも同意!
セピア色の写真に写る見知らぬ大正時代の仙台、古めかしいが何となく意味の伝わる旧町名、理由の分からない曲がりくねった道や暗渠・・・私にとっての「街は本」は、そんなまちの痕跡から過去と繋がり感を持つことなのだ、と思った。
「Diary」はバイアスを取り除きノンジャンルのフレームを持つフリーペーパー(久美子さん)、受け取った人と一緒にまちの日記を作っていくという手法(武田さん)。なるほど、と今さらながらに感心(←ユーレイ部員)。
参加させていただいたことに感謝!ありがとうございました。