100年前の大正時代と現代。
330年前の元禄時代と現代。
それぞれの時代の仙台を比べる2つの「仙台地図さんぽ」が出来ました!
「江戸時代版」の完成によって、約330年前、100年前、そして現代の仙台がひとつの線でつながりました。これは地域アーカイブを深めるためにもやっておきたかったことのひとつで、絵(絵図・地図)を見ながら仙台の変化を誰もが愉しめるため、机の上で読んでもまちに持ち出しても学べる身近なガイドブック的な使い方をしてもらえたら嬉しいです。
字数の関係からあとがきには触れていませんが、個人的にこの2つの「仙台地図さんぽ」は、【問い】の「大正時代版」、【答え】の「江戸時代版」という見方をしています。例えば、なぜこの地名?なぜこの道筋?なぜこの形?の答えが「江戸時代版」に描かれている(ことが多い)からです。
そのような見方で2つの地図さんぽをご覧いただけると愉しみ方がぐんと増えると思います。
金港堂さんなど仙台市内主要書店、市博物館ミュージアムショップさん、ブックカフェ火星の庭さん、仙台地図の店さん、民芸品店しまぬきさん、メディアテーク1Fカネイリさんでお取り扱いいただき、本日発売開始しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆「仙台地図さんぽ(江戸時代版)」の特徴
�@NHK「ブラタモリ」仙台編で、タモリさんを案内した木村浩二さんによる原稿執筆。
�A原図は仙台藩がもっとも充実した元禄期(1660〜1700年頃)に描かれた絵図。
�B現存する仙台城下絵図で最大の絵図(496×602�p)で樹種まで詳細に描かれている。
(A4判108ページ大判マップ付き・・・2,160円)
◆「仙台地図さんぽ(大正時代版)」の特徴
�@仙台市地下鉄東西線、年表を追記した大幅改訂2016年最新版。
�A原図は測量・絵画の技術をいかした発行者が、明治時代末に実測した地図。
�B江戸時代末頃300を超える町名の内、200を超える町名が記載。
(A4判76ページ大判マップ付き・・・2,700円)