仙台市博物館様監修で復刻した「仙台城下絵図1664(寛文4年)」を観ながら、仙台藩のお家騒“伊達騒動(寛文事件)”を知るトークイベント「伊達騒動と仙台城下絵図」、昨日無事に終了しました。
61名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
仙台市博物館学芸員の菅原美咲さんに絵図をもとに
伊達騒動を読み解いていただきました。
仙台市博物館 菅原美咲さんから、寛文4年に描かれた「仙台城下絵図」は専門の絵師によるもので「奥州仙台領国絵図」にも匹敵する正確さであること、そして上覧(身分の高い人が御覧になる)のための絵図であったこと。
また、伊達兵部や伊達安芸、原田甲斐など、寛文事件に登場する人物関係図をもとに、絵図でのそれぞれの屋敷の描かれた方の違いを教えていただくなど、大変興味深いトークイベントでした。
ご参加いただいた61名の皆様、ありがとうございました。また、次回お目にかかりましょう。
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「仙台城下絵図1664(寛文4年)」
伊達政宗公 生誕450年記念「仙台まちあるき」 シリーズ第2弾!
仙台城下の侍屋敷の居住者名や寺社名を記載したものとしては最古の絵図で、仙台藩内政用として描かれました。三代藩主伊達綱宗公が、幕府から隠居を命じられたことから端を発した伊達騒動(寛文事件)に関わる、伊達兵部や伊達安芸、原田甲斐の屋敷も確認することができる貴重な絵図の復刻版です。(仙台市博物館 監修)
仕様/B1版 片面印刷 12折 解説付き〈宮城県図書館 所蔵〉
出版社/風の時編集部
出版年月日/2017年4月27日
ISBN/978-4-9909324-1-1
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