風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

せんだいコンセキ発掘(古城編)

2月4日(日)「せんだいコンセキ発掘塾」番外編の2回目は古城界隈。伊達政宗公晩年8年間のみ居城として使われた「若林城」(現宮城刑務所)へ。城内2つ目の城「若林城」を作った目的や町割りからみる副都心構想など、興味深いお話しをたっぷり聞きながらのまち歩きでした。

宮城刑務所は、政宗公晩年の居城「若林城」があった場所で、若林区の区名はこの若林城が由来。
仙台城を中心とした町割とは明らかに異なる町割がその周辺に見ることができ、作られた時代が異なることは一目瞭然。

南染師町を流れる七郷堀添いで、ふたつの染師町の盛衰、
東街道の場所の真偽について語る木村塾長


出た!ぬだばり(^_-)

今も刑務所に行くと確認することができる高い土塁や、4つの出丸跡、古絵図に描かれた若林城時代の外堀など、幕府に願い出た“屋敷”とはとても思えない東西400メートル、南北350メートルもの立派な“城”。政宗公の死後は遺言通りに解体され、当時建築中だった仙台城二の丸の建材として再利用されたそう。昨日は、一国二城時代の仙台を楽しむ!そんなコンセキ発掘の一日でした。


若林城の土塁と外堀のコンセキ
まち歩き後の座学は「いもせん」さんで美味しいお蕎麦をいただきながら


初参加の方も多かった昨日ですが、座学を行った「いもせん」さんに着く頃にはみんな和気あいあい(^_-) ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

そして、いよいよ今週2月10日(土)は「せんだいこんせき発掘塾」公開ミーティングです。


主催:イーピー 風の時編集部/公益財団法人 仙台市市民文化事業団/仙台市
#仙台 #せんだいコンセキ #若林城