宮城県仙台第一高等学校から南鍛冶町に至る通りおよび周辺を「元茶畑」を呼ぶ。
『仙台鹿の子』には、1671(寛文11)年から茶の木を植え始めた仙台藩の御茶畑だったことが記され、畑の中には孫兵衛堀が流れていた。
御茶畑廃止後は、その跡に六十数軒の侍屋敷となったことから「元茶畑」と呼ばれるようになった。
御茶畑の西側の高地の土地は国鉄用地として住宅が造られ、東側の低地には明治41年に宮城県立仙台第一中学校(現・宮城県仙台第一高等学校)が建てられた。
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