仙台七夕祭には「仕掛物」と呼ばれる名物もある。店の軒先に舞台を設置し、人形を作って手動で動かす飾りのことで、多い時で三十数台あった。もとは肴町の「浜祭」等で行われていたもので、明治中期から七夕祭に組み込まれるようになった。(河北新報夕刊「仙臺クロニクル 古地図と古写真で観る、原風景。」2020年8月4日掲載)
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『仙台七夕まつり 七夕七彩』
日本古来の星祭りの伝統を受け継ぎ、豪華絢爛な飾りで全国に誇る仙台七夕まつり。江戸時代から伝わり、農業やお盆と密接に関わってきた仙台七夕まつり400年の歴史を写真入り、英文対訳で解説した『仙台七夕まつり 七夕七彩』。復刻七夕絵葉書8枚付。オンラインショップ「風の時編集部 楽天市場」で検索。オンラインショップは→https://item.rakuten.co.jp/kazenotoki/10000006/