2021-05-18 仙台クロニクル「仙台城」① 風の時編集部 地域アーカイブ(編集部雑記) 所領を米沢、岩出山、そして仙台へと移した南奥州の覇者・伊達政宗公は、関ヶ原合戦の1600年(慶長5)年12月に縄張りを始め、62万石の拠点である仙台城と城下町をつくった。標高203メートルある青葉山に建つ山城の仙台城は、豊臣秀吉が建てた聚楽第にも匹敵すると言われる大広間を中心に建造された。約10年後に完成する城下町仙台には、5万人を超える人々が住んだ。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル 古地図と古写真で観る、原風景。」2021年5月18日掲載)