トークイベント「だれかに話したくなる仙台のあれこれ」、仙台市歴史民俗資料館 畑井洋樹さんによる「農業とお盆につながる仙台七夕」の動画をアップしました。こちらのurlよりどうぞ(視聴無料)→https://youtu.be/i7gZhe0QAPo
仙台の夏の風物詩・仙台七夕まつり。 絢爛豪華な七夕飾りを一目見ようと、毎年約200万人以上の観光客で賑わいます。 しかし、この「仙台七夕まつり」の始まりを知っている方は少ないのではないでしょうか。 日本古来の水神信仰「棚機(たなばた)」が、奈良時代に中国の星祭りである「乞巧奠(きっこうでん)」と融合し、7月7日の夕方に行われる儀式として「七夕(たなばた)」と読ませ、これが江戸時代には五節句のひとつとして庶民にも定着していきました。 そんな中、仙台では、この七夕は農業との結びつきが強くなり、さらにお盆の準備のはじまりの行事として、独自の文化としての「七夕」が根付いていきました。畑に飾る竹飾り、船に飾る竹飾り、七夕馬など写真資料も多く登場します。 なぜ仙台七夕は8月7日なのか。お盆との関係性は。さらに、お正月との関係性にも注目です。