次号創刊10号は7月13日(金)発行予定なので
まだまだ先の話ですが、ぼんやりと次号の輪郭を考えていたところです。
次号発行日は仙台七夕まつりの1ヶ月前ということも
あるので、全体的に七夕モノでいこうかと。
仙台七夕は、伊達政宗公の時代から今に受け継がれている
伝統の祭りだし、“仙台商人の心意気”を表すものでもあるし。
でも、最近“仙台七夕まつり”企画モノを考えててふとよぎる、
ちょっとした疑問もあるんです。
仙台七夕まつりの七夕飾りというのは各家や商店街が、
願いを込めながら飾りの準備をするという、本来の“星祭り”の
意味がもともとあったわけです。
その飾り付けに豪華さや名誉を求めた結果、業者に七夕飾りを
一括外注するという今の仕組みが出来上がってしまった…。
昭和21年、戦後焼け跡の東一番丁に商家の有志によって
52本の情緒ある笹飾りがたてられ見物人が涙したという事実…。
それから60数年、仙台商人の心意気という手作り感が
伝わってこないのはとても残念です。
「仙台七夕まつり」=「地元仙台の人が楽しめない」
という理由が、実はそこにあるのかもしれないな、
などと考えていました。