風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「もういちど見てみよう3.11ツアー」

インターン生が企画・運営した「もういちど見てみよう3.11ツアー」。その振り返りを収録し放送されたラジオ番組「 鈴木 はるみの“ソーシャルで行こう!”」の音源を聴いた。半年間活動してきたインターン生の想いがひしひしと伝わる内容だった。 ルートを決め…

「伝える学校」11月16日開校のお知らせ

仙台市との震災メモリアル・市民協働プロジェクト「伝える学校」が、「見たこと・聞いたことを言葉で伝える」をテーマに、今日(11月16日)開校です。 『RE:プロジェクト通信』に携わるライターの西大立目祥子さんと詩人の武田こうじさん、そしてゲストに前…

震災遺構のあり方

震災遺構として保存するための初期費用に復興交付金を充て支援することになったそうだ。遺構を保存するためのスタートラインにやっと立てた。 「地震・津波で生きるか死ぬかの経験をして、さらに津波でやられた建物を見て毎日辛くなる。なぜこんな仕打ちをう…

仙臺時間

決めた時間に集まらない事(様)を言うのだが、県外の方や若い方にはあまり馴染みがない言葉かもしれない。 調べ物ついでに『仙臺方言考』を手にしたら、その「仙台時間」の解説があった。「われ等少年の頃の集会は、所定の時間に人のあつまらぬが常にて(中…

青葉通から移植されたケヤキ。

地下鉄東西線工事で青葉通(藤崎前周辺)から 青葉山に移植されたケヤキ。 元気に紅葉している様子。 東北大学青葉山キャンパスからの眺め。

「8ミリ映像で楽しむっ茶会」にみるアーカイブの強さと可能性。

今日は午後から南小泉の仮設住宅で、19回目となる「8ミリ映像で楽しむっ茶会」を開催した。参加者は全員若林区荒浜のご出身で、約10年前の荒浜のTV映像と昭和30年代の写真をご覧いただいた。 イベント終了後、ある参加者の「映像・写真を見せてもらったから…

2年8ヶ月の月命日。

テレビで流される、フィリピンに上陸した巨大台風30号と月命日を迎えた東日本大震災の映像。被災そのものは、似て非なるもの、非て似たるもの。2年8か月前、私たちが観ることができなかったニュース映像はこのように伝えられたのだろうか。 国の差なく、亡く…

「記録」に「記憶」を乗せる作業、それが「アーカイブ」。

最近、「アーカイブ」という言葉ばかりが一人歩きしているようにも思える。 「アーカイブ」は決して特別な手法でもないし、新しい言葉でもない。ましてや収集と保存をすることだけがアーカイブではない。私は「記録」と「記憶」のふたつの要素が相まってこそ…