風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

歳の瀬の名掛丁の定点撮影

昭和30年頃の名掛丁入り口と現在、約60年間の定点撮影。歳末名物と言えば現金つかみどり。名掛丁名物電飾大アーチに「千円札のつかみどり」の横断幕が見える。

『希望の地図(著・重松清)』

得心する→「語り継ぐとか、忘れないっていうのは、数字や統計で説明することじゃなくて、たとえ風景が変わり果てても、3.11以前の生活を想像することだと思うんだ」『希望の地図(著・重松清)』 「フクシマと言うカタカナでの表記は好きではない。それはと…

榴岡天満宮に今年最後のご参拝】

薄っすら雪のち快晴の仙台。オモイデツアー、せんだいコンセキ、レイドバックセンダイ、古絵図風呂敷などなど、天神さんには、毎日のようにいろんな願いを聞いてもらいました^ ^ なりよりも、大過なく無事に過ごせたことに感謝です。 茅の輪くぐりが撤去され…

戦後8年復興途上の仙台

この昭和28年測量1万分の1地形図は、戦災復興途上の仙台の街並みを現し、川内米軍キャンプや仙台駅東口の姿も読み取れる。 仙山線の北部一帯はほとんど山林で、秋保電鉄の走る長町の田園地帯には東北特殊鋼。上杉通はまだない。仙台の北部と南部まで揃う3枚…

仙台はうっすらと雪。初雪かな。

仙台銀座で仲間達と呑んだ後、 店を出るとうっすらと雪。 顔が痛てて、笑い過ぎたー^ ^

亀岡神社から見た仙台市街(昭和38年)

写真手前は1958(昭和33)年開設の東北大学川内分校(現川内北キャンパス)。駐留米軍川内キャンプ跡地をそのまま利用して、白壁の洋風木造建物が校舎として使われた。中ほど右端の白い建物が、1960(昭和35)年に完成した川内記念講堂。改装され今は川内萩…

伊達政宗公晩年の居城「若林城」

伊達政宗公が1628(寛永5)年に造った御隠居所で、「若林館」「若林屋敷」と称した(家臣の間では「若林御屋形」、「若林城」とも呼ばれた)。 若林城は土塁と堀に囲まれ、東南角には櫓を置き北には築山を造り、城の周りには一門以下家中の屋敷も連ねるなど…

戦前の貞山堀(御舟入堀)の貴重な映像!

12月9日の3.11オモイデツアーで披露された貴重な戦前の御舟入堀の映像です。戦前、朝日新聞社が制作した子ども向けニュース映像だそうで、映画館で本編が始まる前に流していたものだとか。約2分間の映像の最後に、米や塩を荷揚げした舟溜もしっかり映ってい…

三越から望む宮城県庁と勾当台公園(昭和37年)

中央、白と橙色の調和が美しい赤レンガ造りの建物は、1931(昭和6)年に完成した旧宮城県庁舎。約55年使われ、1986(昭和61)年に解体された後跡地に現庁舎が建つ。左端の木造2階建は旧宮城県図書館。現在、宮城県議会議事堂がある場所で、1949(昭和24)年から19…

震災10年まで、2年数ヶ月

昨日は、震災以前から気仙沼市内の街並みを定点撮影をされている方のもとへー。震災10年まであと2年数ヶ月、時間がありそうでそうでもない。 昭和30年代から撮り続け、ていねいに整理されているという。大変貴重な資料。 気仙沼市内の震災前後の定点撮影記録

東八番丁(別名/大河原町)

東七番丁の東側に並行して割り出された足軽屋敷で、南は荒町、北は二十人町に行き当たる。柴田郡大河原村の足軽衆が置かれたので、かつては「大河原町」とも言われた。 封内風土記には「八番丁以下、今廃宅たり」とあり、天明の大飢饉(1782年〜1787年)をき…

せんだいコンセキ発掘塾 若林城編

12月15日(土)は今年度最後の「せんだいコンセキ発掘塾」は、若林城周辺をまち歩きしました。 奈良時代、国分寺が建っていた東北の中心地。そして藩制期、伊達政宗公が最後に作ったお城のあるエリア。様々な時代のコンセキ発掘をお楽しみいただきました。参…

第6回古地図Bar ワリバシトーク

昨夜行った、「第6回古地図Bar」は、仙台藩最後の姿が描かれた絵図「明治元年現状仙台城市之図」を、木村浩二さんに解説していただきました。急遽、元禄五釐掛絵図をもとに常長さんの「支倉ナイト」、厚緜さん作の安政絵図解説も行われもりだくさんな夜にー❗…

2018年度のオモイデツアー、12月9日(日)無事終了しました。

そば打ち体験をし、打ち立ての新そばをいただきながら、戦前の貴重な貞山堀(御舟入堀)の映像を観るという、てんこ盛りで締めくくった今年度の3.11オモイデツアー。 事故・けがなく、まずは無事に2018年度のツアー全11回を終えることができてホッとひと息で…

「とある窓」で蒲生の笹谷さんにお話しを伺いました。

3.11オモイデツアーでお世話になっている、蒲生の笹谷さん。笹谷さんが発する言葉には飾りがなく、直球でいつも力強い。 「ふたりの子どもに導かれるように」という言葉は、おそらく額面通りではないだろう。悔しい、負けてられないの先に、今の笹谷さんの笑…

「Library of the Year 2018」を受賞して

この度は Library of the Year 2018 において優秀賞をいただき、ありがとうございました。 最初に申し上げておきたいことは、この賞は、私共と一緒に活動してくださっている仙台市沿岸部の皆様、活動に携わってくれている関係者の皆様、これまでツアーに参加…

金港堂さんで7週連続「週間ベストセラー」にランクイン。ありがとうございます!

納品で金港堂さんへ。すると、よく見知ったお方が、明治元年の古地図を手にしているではありませぬかー♩ そして、おかげさまで「明治元年現状仙台城市之図」が、今週のベストセラーで7週連続ランクイン お買い上げいただいた皆様ありがとうございます。

東七番丁(別名/谷地小路)

二十人町と荒町を結ぶ南北に長い丁。藩制時代初期には北が侍屋敷、南は足軽町で、後に全てが仙台城の大番組に勤める平士たちの屋敷となった。 正保絵図には“深田”と記されるほどの湿地だったことから、「谷地小路(やちこうじ)」とも呼ばれ、城北の中山から…

金港堂さんのレジ前が、なんと「風の時編集部」商品一色に。

かつて、江戸の復刻地図がズラリ並んだ神保町の古本屋さんに羨望した風景が、(江戸と仙臺で規模が全く違うとは言え)仙台の老舗書店さんで目の当たりにするという、この嬉しさ。ジーン。。(;∀;) 心より感謝です。この光景を見られただけで至極幸せ。あり…

古地図Bar ワリバシトーク「明治元年現状仙台城市之図」編

古地図を肴に酒を呑み、古地図に酔う会「古地図Bar」を催します。今回の“肴”は、10月26日に発売した「明治元年現状仙台城市之図(1868/明治元年)」。この絵図の見どころを、木村浩二さんに(呑みながら)解説していただきます。 ◆日時:2018年12月14日(金…

六道の辻(ろくどうのつじ)

清水小路と北目町との交差点(北目町ガード)は、北目町と東六番丁、東五番丁、それに清水小路の町内堀で二筋に分けられていた道が交差し、六方六筋になっていたことから「六道の辻」と称した。 また、かつてはこの辻に来世への六道(六種の迷界=地獄、餓鬼…

今日は一日中、木村浩二さんと仙台のあちこちをリサーチ!

誰のためのプログラムなのか、結果どうなれば幸せなのか。きちんと方向性を定めて。

月一お届けしているラジオ「トーク&トーク」

月一でお世話になっているパーソナリティ鈴木悦子さんのラジオ番組「トーク&トーク」今日12時〜、17時〜放送です。 2018年最後の放送ということで、ちょっと早いですけど、今年一年の振り返り。例によって台本なしのぶっつけ本番でお送りします (^^ゞお時間…

暗い仙台駅前の一等地

昭和40年代初めのキラキラ✨と輝いていた姿からは、想像もつかない半世紀経った今の仙台駅前。 ある本に「土地には元来記憶された力があって、失ったとしてもまたいずれ再生する」とある。それは、仙台市沿岸部の町々にも当てはまる? 解体中の仙台GSビル(左…

6週連続ランクイン

おかげさまで、金港堂さんの週間ベストセラーで「明治元年現状仙台城市之図」が6週連続ランクイン!お買い上げいただいた皆様ありがとうございました

市史講座無事に終わってほっとしました。

さすが「市史講座」。すごく人が集まるんですねー。 東北大の片平キャンパスツアーに約50名、講座に約150名の総勢約200名!!緊張しましたが、無事終わってホッとしました。 講座をご準備いただいた仙台市博物館の皆様、ありがとうございました。

新寺小路の見事な紅葉

この一週間引きこもっていたので^^新寺小路の正楽寺でたっぷりと目の保養。いやーお見事🍁 寺町の風景はもとより、コンセキ発掘達人の視点を当てはめてみると、宮城野区・若林区を跨ぐ駅東口には、地名・凸凹地形などの宝モノが埋まっていることに、今さらな…