風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2015-01-01から1年間の記事一覧

ミヤギテレビ【震災はじまりのごはん あの日食べたものは?】

2011年〜「3.11キヲクのキロク」にご提供いただいた写真と、せんだいメディアテークさんとの協働事業「3月12日はじまりのごはん」で寄せられた付箋紙コメントを中心に構成された1時間番組、「震災はじまりのごはん あの日食べたものは?」。 「食から想起す…

「3月12日はじまりのごはん」がミヤギテレビ特番で登場!

せんだいメディアテークとの協働事業「3月12日はじまりのごはん」をベースにした「震災はじまりのごはん〜あの日、何を食べましたか〜」が、12月30日ミヤギテレビで放送されます。 「3.11キヲクのキロク」で写真提供していただいた方々の再取材や、せんだい3…

古地図と写真で観る、仙台城大手門

伊達藩62万石の居城を固める大手門。 幅約20メートル、高さ約13メートルの大手門は金箔貼りの桐と菊の紋に彩られ、桃山建築の豪壮なしつらえは国宝にも指定された。明治時代以降は第二師団司令部の正門となったが、1945(昭和20)年7月10日の仙台空襲により…

古地図と写真で観る、仙台駅前の顔「仙台ホテル」

1896(明治29)年に二階建てを新築し、1905(明治38)年頃本格的ホテルとして三階建てを増築。仙台の顔となり多くの賓客を受け入れた。停車場正面にあり庭園も有名だったが戦災焼失。 写真/大正4年発行「仙台アルバム」掲載の仙台ホテル全景と 「仙台地図さ…

「3.11オモイデツアー」からあっという間の1週間。

やりきった感のあった2日間だったが、時間が経つにつれ荒井駅を拠点にアレコレ試してみたいというアイディアが湧いてきて、身体とは裏腹になぜか脳ミソは活発に動いている模様^^ 昨年末、震災復興メモリアル等検討委員会で、記憶と経験をつなぐ6つの取り組…

まち歩きのご縁

今夜は「まいまい京都」の以倉さんを囲む会。 稲葉さん、康子さんと、てれまさんぽチーム(の一部メンバー)で一献。楽しい今宵でした、ありがとうございました。

去年の今日「オモイデピース」完成

震災前の写真収集からはじまり、定点撮影、写真の想い出語りなど、地元のオモイデがいっぱい詰まった震災前後の定点写真集を作ることができたのは、全国の皆様からのご支援のおかげでした。失われて初めて気付かせられたのが、見慣れた普通の光景がいかに大…

「海は生まれ変わった。地上はどうだ。」

電話で恩師曰く「震災があったからまちは生まれ変わるんだよ。」 そして、「海は元気になりました」と荒浜のゆうこさん。 ふと、思いついた映像アイディアをメモ。 「海は生まれ変わった。地上はどうだ。」

「仙台地図さんぽ」と「仙台アルバム」。

「仙台アルバム」は、白崎写真所が大正4年9月に発行した写真集で、当時の仙台の風景や暮らしぶりを伝える総174ページにおよぶ貴重な資料(数冊のみ現存)。 この写真集には名所旧跡の他、銀行、医者、醸造業、各種商店なども掲載されており、写真とともに住…

12月12日の「3.11オモイデツアー」は産土(うぶすな)を感じる一日に。

「産土」とは、その人の生まれた土地という意味。 生まれ育った土地は、ひとりひとりの小さな記憶が重なり合い、その人が生きていくうえでとても大切な場所のこと。それは更地と化してしまった沿岸部であっても同じ事が言えるでしょう。 12月12日は、過去を…

佐藤純子さんのイラストマップが荒井駅に飾られます。

昨年「オモイデピース」の表紙を描いてもらった 佐藤ジュンコさんが、荒井駅1Fに飾る仙台市沿岸部のイラストマップを製作中ー。ほのぼのテイストたっぷりのジュンコさんのイラストは、6日の地下鉄開業ムードにも華を添えるでしょう。 ---------------------…

3.11から5年。に向けて定点撮影活動中ー。

「3.11市民アーカイブ」による2回目のミーティングを行い、定点撮影を行ってみての実例報告と問題点の洗い出し。 風景が一変するなど、発災1年後の定点撮影とは異なる課題も出てきており、改めてチームで取り組む必要性を感じる。そして、今までなかった面…

「タモさん気分でブラ仙台ー大正・昭和期古地図に人気」(朝日新聞)

今日の朝日新聞で「仙台地図さんぽ」を取り上げていただきました。 「仙台地図さんぽ」がどのような経緯で復刊したのか、そして、7週連続一位になった金港堂店長のコメント、古地図バーの様子、購入者の声、ブラタモリ仙台版で案内役を務めた木村浩二さんの…

昭和初期の「仙台市役所」の絵葉書。

河北新報火曜日夕刊掲載の「仙台・あの日 昭和の一葉」、12月のテーマは「建物遺産」です。 第一回目の今日は先日開催した「古地図バー」でもご覧いただいた昭和初期の「仙台市役所」。市役所の前には馬車が荷物を運び、右手の勾当台通には市電が映るのんび…

仙台市内の中学校ではじまりのごはんを初開催。

震災後に初めて食べたものを通じて3月11日以後の生活を語る「3月12日はじまりのごはん」を、昨日中学校で初開催。先生がやり方を伝え、中1〜3年生混合グループ内でワークショップを進めるスタイル。 100年後に伝えたいことを発表するまでの約2時間、中学生た…

長喜城(ちょうきじょう)が載る、明治38年測量当時の地図。

南小泉から深沼街道(地図:右斜め下に真っ直ぐ伸びる道)を東進すると道が文字どおり十文字に交わる場所が「十文字(じふもんじ)」、そしてこれに南接するまちが「長喜城(ちょうきじょう)」である。 この地域は寛永年間以来、新田開発が盛んに行われてき…

3.11定点撮影で見る仙台市宮城野区の「復興」と、消失。

煙草がお洒落だった時代

ある方から見せていただいたマッチラベル・コレクション。 そこには「ブラザー軒」や「明眸」など、現存する仙台の老舗も。かつて、煙草はお洒落で、映画のワンシーンなどでも物言わぬ名脇役だった。 時は過ぎ、デザインを競い合ったお店のマッチラベルも、…

見事な復活!!(涙)笹谷さん、おめでとうございます!

復活!定点撮影ついでに蒲生へ。 笹谷さん、すごいなぁ・・・おめでとうございます!(涙)

きみどりさん、掲載10周年おめでとうございます!

緑色のドレスコートを身に付けた、河北新報「週刊きみどり」連載10周年記念パーティ! 週1回のペースでイラストとコラムを描き(書き)続けて476回!ってすごいですね。10周年おめでとうございます!! これからも毎週火曜日を楽しみにしています。お招きい…

「仙台地図さんぽ」最終版、明日から発売開始

明日11月20日から「仙台地図さんぽ」最終版が再販売されます。 お取扱いいただくのは、前回同様、金港堂さん、火星の庭さん、しまぬきさん。そして、今回から丸善さん、紀伊国屋さん、ジュンク堂さん、八文字屋さん、ヤマト屋さん、あゆみブックスさん、未来…

「3月12日はじまりのごはん」Webがアップされました

「3月12日はじまりのごはん―いつ、どこで、なにたべた?―」72枚の写真パネルが公開されました。 震災後のろうそくを灯した食卓の風景、炊き出しや水汲みに並ぶのが仕事だった毎日・・・震災時の「ごはん」にまつわる写真を展示し、思い出したことや当時の暮…

「大正仙臺 東西南北」古地図アプリを本日リリース!!

大変お待たせしました。A0判で先行発売した「大正仙臺 東西南北」の古地図アプリを本日リリースしました。 前作「仙台地図さんぽ」同様、GPS機能付きですので明治時代の仙台近郊地図上に自分のいる現在位置が常に表示されます。現在地図との切り替え表示も…

忘却の時間の法則

3日で飽きて3カ月で冷め3年で忘れる。 30年で記憶や教訓の伝承が途絶え、 60年もたつと地域が忘れてしまい、 300年では社会から消える。 忘却の時間の法則。

乾板に残された昭和初期の仙臺の姿。

ご提供いただいた写真乾板をスキャンしてみると、仙台城大手門や東一番丁、仙台停車場などの昭和初期の仙台の姿!ちなみにこの写真は三越前の東一番丁通。 そして、こちらが昭和初期の仙臺停車場前の様子。 この頃の仙台は絵葉書などで見たことはあるが、写…

古地図を肴に呑む。

大正14年発行地図を地形図をもとに、 仙台の街道、鉄路、社寺、浜堤、宿場町などの話に華が咲く。 古地図をもとに呑むとはすばらしきこと也。

4年8か月の月命日。

今朝の河北新報コラム「河北春秋」では荒浜里山ロッジの不審火について触れ、「いつの日かよみがえってほしい」と結んでいる。 今日も佳い一日でありますように。

「3.11オモイデツアー」 2015年12月12日(土)、13日(日)開催。

---------------------------------- 12月12日(土) 「3.11オモイデツアー」1日目。 テーマ「人が云うからこそ“伝わる”」 ---------------------------------- 12月12日(土)「3.11オモイデツアー」は、仙台市地下鉄東西線荒井駅1〜2Fを会場に、ワークショ…

日本最古、最新の地下鉄が走ったまち、仙台。

2015年12月6日(日)、日本で最新の地下鉄が仙台に開業する。 そして、あまり知られていないが、日本で初めて旅客線として地下を走ったのも仙台。1925(大正14)年に開通した宮城電鉄(現/JR仙石線)がそれ。モダンな駅舎として知られ仙台駅〜 東七番丁駅間…

「仙台・あの日 昭和の一葉」11月のテーマは「宮城県庁舎」

河北新報火曜日夕刊に掲載していただいております「仙台・あの日 昭和の一葉」。 11月のテーマは「宮城県庁舎」です。仙台藩の藩校「養賢堂(ようけんどう)」とその跡地に作られた初代、そして昭和6年竣工の赤レンガ二代目宮城県庁をご覧いただきます。どう…