風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

7年前に書いた記事を再掲「震災アーカイブをいかに活用するか」

「震災アーカイブをいかに活用するか」という議論が始まっています。 記録を、ゆくゆくどう活用してもらうべきかという話し合いをもつことは大切だと思いますが、その前にまだやるべきごとがあります。アーカイブの基本は、収集、保存、編集、閲覧。活用する…

「みやぎの・アーカイ部」のイベント『ってなに?』無事終了。

宮城野区の地元学を学び直すプロジェクト「みやぎの・アーカイ部」が、この2年間リサーチしたのが仙台駅東エリア。20~30年前に“駅裏”と呼ばれた時代と、住みやすいまちと言われる現在の“駅東口”。この古くて新しいこの駅東エリアを、アーカイブ資料を見て懐…

仙台クロニクル「仙台駅」⑤ 仙石線の仙台駅

宮城電気鉄道(現JR仙石線)は、仙台駅前に乗り場があり、地下に降りて乗車した。この写真は、地下にあった時の仙台駅の写真。次の東七番丁駅は地上にあり、その間は地下区間だった。あまり知られていないが、仙石線は日本初の地下鉄でもある。 (河北新報夕…

仙台クロニクル「仙台駅」④ 仙石線

私鉄の宮城電気鉄道は、1925(大正14)年に仙台~塩竈間が開通。その後、東進して松島観光や野蒜海水浴場の乗客などを乗せ、昭和3年には石巻まで全線が開通した。昭和19年、戦時買収により国鉄仙石線になり、現在はJR東日本の路線となる。 (河北新報夕刊「…

仙台クロニクル掲載写真【ネオン瞬く仙台駅前 (昭和30年代はじめ頃)】

雨に濡れる中に夜のネオンがくっきりと浮かび上がる。ひときわ高い「まるみつ」のネオンは、1953(昭和28)に4階建てとなった丸光デパート。その右は、かりんとうで有名だった菓子問屋丹六。きらめく夜景に、市民は伸びゆく都市を感じたことだろう。丸光はこ…

仙台クロニクル「仙台駅」③ 仙台市電

1923(大正12)年、都市計画指定都市となった仙台市は、主要街路と市電建設を急ピッチで進めた。1926(大正15)年、仙台駅前~大町一丁目間と、東五番丁~荒町間が開通。1928(昭和3)年には環状線、その後、長町線、北仙台線、八幡町線、原町線が開通した。…

『仙台クロニクル』今朝の読売新聞で紹介していただきました

「仙台の変遷 写真集でー五輪に沸く駅前」という見出しで、今朝の読売新聞で『仙台クロニクル』を紹介していただきました。 昭和24年から平成2年まで、赤れんがの宮城県庁舎や藤崎前の若いケヤキ並木の青葉通、木造二階建ての仙台駅舎など、109点の写真を掲…