2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
芭蕉の辻の北西角に、城郭式の楼櫓(ろうやぐら)が構える(写真左)。藩制期にはこのような楼櫓が辻の四隅にあった。北東角(写真右)は、1903(明治36)年竣工の七十七銀行本店で戦災消失。現在は日本銀行仙台支店が建つ。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル…
嵩上げされ、商店街や道路が新設されるなど、がらりと変わったまちの風景から9年半前に撮られた写真の場所を特定することは、予想以上に時間がかかることを、先々週の名取&岩沼、先週の七ヶ浜、そして今週の気仙沼でも実感。それでも、現地のお店や交番、工…
9月17日(木)に行われた2時間半の「宮城県公民館初任者研修会」に参加された約50名の皆様、お疲れ様でした。そもそも滑舌が悪い上にマスクをかけて喋って・・・私の声は聞き取れたでしょうか・・・?大役を果たせてまずはホッとしました。 市民センターの事業と…
仙台城下を東西に貫く大町~名掛丁の幹線道路と奥州街道が交差する、仙台城下の町割りの基点が「芭蕉の辻」である。制札が掲げられたことから「札の辻」と呼ばれていた。辻の東西に連なる大町と南側に置かれた南町は、ともに伊達家に代々仕えてきた御譜代町…
榴岡小学校の前の道路と東九番丁角にある「榴岡三丁目東公園」をやや上から撮った写真(写真1)。一見普通の公園にも見えるが、ここならではの痕跡が隠れている。 (写真1) (写真2) 一般的に公園のベンチは端の方に設置されるが、この公園は斜めに横断…
東一番丁の大町以南(現在のサンモール一番町商店街)は、1919(大正8)年の大火以降、拡幅されてこのような大通りとなった。歳の市や出店などが開かれ、昼夜の別なく老若男女を惹きつけた。戦後、写真右の屋敷林含め横断するように青葉通が開通した。藤崎屋…
三越が仙台に進出する前年(昭和7年)に竣工した藤崎デパート。