風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

仙臺クロニクル「芭蕉の辻」② 楼櫓と七十七銀行

芭蕉の辻の北西角に、城郭式の楼櫓(ろうやぐら)が構える(写真左)。藩制期にはこのような楼櫓が辻の四隅にあった。北東角(写真右)は、1903(明治36)年竣工の七十七銀行本店で戦災消失。現在は日本銀行仙台支店が建つ。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル…

「どこコレ?」的に、3.11定点撮影作業中。

嵩上げされ、商店街や道路が新設されるなど、がらりと変わったまちの風景から9年半前に撮られた写真の場所を特定することは、予想以上に時間がかかることを、先々週の名取&岩沼、先週の七ヶ浜、そして今週の気仙沼でも実感。それでも、現地のお店や交番、工…

「宮城県公民館初任者研修会」

9月17日(木)に行われた2時間半の「宮城県公民館初任者研修会」に参加された約50名の皆様、お疲れ様でした。そもそも滑舌が悪い上にマスクをかけて喋って・・・私の声は聞き取れたでしょうか・・・?大役を果たせてまずはホッとしました。 市民センターの事業と…

仙臺クロニクル 「芭蕉の辻(ばしょうのつじ)」①

仙台城下を東西に貫く大町~名掛丁の幹線道路と奥州街道が交差する、仙台城下の町割りの基点が「芭蕉の辻」である。制札が掲げられたことから「札の辻」と呼ばれていた。辻の東西に連なる大町と南側に置かれた南町は、ともに伊達家に代々仕えてきた御譜代町…

「公園内の斜めに設置されたベンチ」みやぎの・アーカイ部

榴岡小学校の前の道路と東九番丁角にある「榴岡三丁目東公園」をやや上から撮った写真(写真1)。一見普通の公園にも見えるが、ここならではの痕跡が隠れている。 (写真1) (写真2) 一般的に公園のベンチは端の方に設置されるが、この公園は斜めに横断…

仙臺クロニクル「東一番丁(ひがしいちばんちょう)」⑨ 大通り

東一番丁の大町以南(現在のサンモール一番町商店街)は、1919(大正8)年の大火以降、拡幅されてこのような大通りとなった。歳の市や出店などが開かれ、昼夜の別なく老若男女を惹きつけた。戦後、写真右の屋敷林含め横断するように青葉通が開通した。藤崎屋…

仙臺クロニクル「東一番丁(ひがしいちばんちょう)」⑧ 藤崎デパート

三越が仙台に進出する前年(昭和7年)に竣工した藤崎デパート。