風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オールマイティな「写真」というメディア

「写真」は、実にオールマイティなメディアだと実感する時がある。写真をもとに、こちらから投げかける問いの数だけ、時代性や地域性を投影する「記憶」が目の前に現れる。その上、尋ねる順番や聞き方ひとつで導かれる答えが変化するという、デリケートさも…

「仙臺古絵図風呂敷」在庫120枚となりました。

伊達政宗公没後10年後に描かれた「奥州仙台城絵図」(1645/正保2年・市博物館所蔵)は現存最古の絵図で、翌正保3年に大地震により本丸の五城楼が倒壊し、初期仙台城の姿が描かれた最後の絵図でもあります。 本絵図の仙台城エリアを中心に、ほぼ原寸の90セン…

仙台市沿岸部を写した写真・ビデオのアーカイブをはじめます

3.11オモイデアーカイブでは、昭和時代〜平成初め頃に撮影された、まちや生活の風景、運動会、学芸会、遠足などの学校行事、地域のお祭りなど、震災以前の日常を撮った写真&ビデオの提供を広く呼びかけ、仙台市沿岸部の町々のアーカイブをゆっくり進めてい…

大正4年当時の七十七銀行

白崎写真所が大正天皇即位を記念し、約100年前の大正4年に発行した「仙台アルバム」。 当時の人々の“仙台への誇り”が編集の核となっており、大正時代の仙台の風景や役所、学校、主な銀行・医師・醸造所・商店などが174ページにわたって紹介している貴重な資…

「どこコレ?」場所確定ならずも、楽しい時を過ごさせていただきました。

「どこコレ?」で4年間、撮影場所が分からない写真を確定すべく、昭和3年生まれ90歳の先輩に2時間ちょっとお付き合いいただきました。 、、、確定までもうちょっとでしたが、戦前・戦中・戦後の仙台の様子や宮城電鉄(仙石線)を救った日本生命の話し、土樋…

支倉坂、支倉橋になにやら“新発見”があったらしい

今後のコンセキ発掘から目が離せない。

「塩竈は被写体の宝庫」小野幹さんのギャラリート―クに参加

今日は塩竈市杉村惇美術館で写真家 小野幹さんのギャラリート―クでした。小野幹さんと言えば、高橋こうけんさん、中嶋忠一さんらとともに、昭和時代の市井の生活を写し撮った第一人者。 ご自身“塩竈は被写体の宝庫”と仰るとおり、市場や線路沿い、道端など、…

佐藤ジュンコさんに「どこコレ?」を漫画にしてもらいました!

「どこコレ?」の会場では、聞き耳をたてるだけで、学ぶことも多々あるのです(笑)先輩方の記憶の宝庫、ぜひ遊びにいらしてください。ジュンコさん、ほんわかエピソード、ありがとうございました(^^)/ 河北新報5月21日(月)夕刊「街で会いましょう」掲載

遊びで人とまちをつなげる、冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワークさん

「やわつちサロン」は、毎月TRACで開いている小さなおしゃべりの場で、運営に携わるNOOKさん、エイブル・アート・ジャパンさん、3.11オモイデアーカイブが入れ替わりでマスターをつとめています。 5月23日(水)に行った「第8回やわつちサロン」は、3.11オモ…

アランさん「どこコレ?」に御来場

米軍医のジョージ・バトラーさんが、1951年に宮城県内を撮影した写真を「MIYAGI1951」で、写真を公開した長男のアランさん。昨日、せんだいメディアテーク「どこコレ?」会場にもお越しいただきました。 67年前にお父さんが撮影した仙台駅東口の写真に、 寄…

紙の絵図、風呂敷の絵図、絵図の通帳。全部「奥州仙台城絵図」でお揃い

風呂敷包み、さすがプロの技

用途に合わせて風呂敷があっという間に形を変え、様々なバッグに早変わり。わずかな時間でこんなに。すごい技! あれよあれよという間に姿を変える七変化の風呂敷!さすがーっ 四号瓶二本。中身は近々腹におさまる予定(^_-) 本を包んで持ち運べるバッグ。今…

アラン・バトラーさんを迎えて

写真展「MIYAGI 1951」ライブトーク「アラン・バトラーさんを迎えて」。 塩竈市杉村惇美術館の岩澤館長とメモリアル交流館の飯川さんによる展示写真の紹介では、撮影された1951年という時代背景を解説しながら、日本の日常風景に興味を持ったというバトラー…

昭和を走った仙台市電

本日5月18日発売!新資料がかなり掲載されているらしいので、これは入手せねば→「昭和を走った仙台市電〜レールと街並みの今昔物語」(著/仙台市電アーカイブ委員会)。B5判116ページ 1,400円

大正14年発行「仙台写真帳」

大正末当時の、仙台市内の役所、学校、神社、寺、公園、橋、鉄道などが掲載される写真帳。この時代は凹版印刷という手法で印刷されており、最大の特徴はなんといっても美しさ。写真を拡大しても気になる粗さではなく、その点で言えば、むしろ網点で表現する…

7月1日(日)、日本一低い「日和山」登山

毎年恒例、日本一高い「富士山」の山開きにあわせて行われる日本一低い「日和山」登山が、今年も7月1日に行われます。日和山は宮城野区蒲生にある標高3,000ミリメートル(3メートル)!国土地理院の地形図に掲載されている山の中で日本一低い山です。登り切…

「古絵図のこと、なんでも聞いてください!」と、余裕しゃくしゃくな店長

「仙台古絵図風呂敷」のことは、きっと何でも教えてくれるはずです。 仙台駅1Fのお店へどうぞ(^_-)

たっぷりと「オモイデを語る会」

荒浜再生を願う会さんが第2日曜日に行う海岸蘇生活動「アラハマリボーン」とのコラボ企画も、5年目に突入です。美味しいおふるまいの石窯ピザと汁物をいただいた後の午後の部では、恒例の「オモイデを語る会」。昭和40年代の荒浜の空撮写真、昭和30年代の荒…

虎屋横丁の名前の由来、虎屋の虎。

長崎の医師玄林が国分町東南角に薬種店を開いた時、店頭に木彫りの虎を飾り虎屋と称したことから「虎屋横丁」という通り名がついたらしい。 仙台市歴史民俗資料館1fで見られる虎屋の虎 虎屋が廃業した後、国分町の有力者が所有。明治9年に明治天皇が東北巡幸…

久しぶりに太陽を拝んだような

ジェットコースターみたいな寒暖差から一転して暖かくなりそうで、身体もやっとひと休み^_^ そして、震災から7年2ヶ月の月命日。日常生活に紛れ風化する“忘災”と、それが日常化しつつある“現災”。どんなちっぽけなことでもいいから、震災への関わりシロを見…

「3.11オモイデツアー」2018スタート

仙台国際ハーフマラソンの行われる5月13日(日)、今年最初の「3.11オモイデツアー」(&アラハマリボーン)を行います。参加は自由!10時30分までに現地に集合してください。 日時/2018年5月13日(日)10:30〜15:00頃 場所/里海荒浜ロッジ 共催/荒浜再生…

7年前の今日、宮城野区田子の田んぼ

3月11日と4月7日、震度6強の2度の大揺れの後、水が張られたこの田んぼを見て「よし大丈夫だ」と、元気付けられたことを思い出す。でも、あの時の気持ちを言葉や文字にすることが段々難しくなってきた。

「仙台古絵図風呂敷の“見方”と“包み方”を学んじゃおう講座」

「仙台古絵図風呂敷」を購入したけれど、古絵図の楽しみ方や風呂敷の包み方のイロハが分からないので教えて欲しいというリクエストにお応えした企画。 GW最終日の5月6日(日)に「仙台古絵図風呂敷」の古絵図を観よう!風呂敷で包もう!を一緒に楽しめるイベ…

GWの締めはのんびりと風呂敷講座

「仙台古絵図風呂敷」は買ったけれど、古絵図の見方や風呂敷の包み方がよく分からないという方のための、古絵図を観よう!風呂敷で包もう!を一度に楽しむ企画です。お申込み済みの方は金港堂さん2fに直接どうぞー。 2018年5月6日(日) ‪◉13:30〜15:00「仙…

いざ、コンセキ調査団出動!

難攻不落の「どこコレ?」写真を確定すべき、 大町 正子さん、 飯田 順之さん、 外崎 浩子さんと、急きょ結成した「若林コンセキ調査団」^ ^ 昭和3年、11年の資料をもとに、河原町から土樋まで13ヶ所の堀&橋を巡りながら確認するも、さすが4年も確定が出なか…

6月22日オープンらしい

青葉通沿いの手付かずな日ノ出、さくら野を尻目に、24時間営業のディスカウントショップが、一町北側の名掛丁にどーんと新店舗。こうやって日々まちは変化していく。 古地図を見ていると、時代によって表通りの商いが変わったり、メインの通りそのものが変わ…

情報求む。この写真はいったいどこ?

2014年第3回「どこコレ?」に初展示してから毎回継続で、4年間ずーーーっと確定の出ていない、この仙台市博物館所蔵の写真。 一見、舟丁の石橋屋さんに見えてしまうけれど、写真は昭和10年撮影なので、戦後移転してきたお店とは年代があわず、しかも影の付き…

協働まちづくりの実践、3.11オモイデアーカイブの場合

仙台市で作製した「協働まちづくりの実践」。Weプロジェクトさんとコラボした時の「3.11オモイデツアー」が表紙になっています。「3.11オモイデアーカイブ」含め、25の市民協働事例が紹介されたこの冊子はサポセンで配布中だそうですー。市バス、海水浴場、…