風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2018」優秀賞をいただきました

3.11オモイデアーカイブが「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2018」優秀賞をいただきました。 受賞理由が【活用を重視した「記憶を育てるアーカイブ」がアーカイブ・図書館の本質を問う】ということで、私たちの活動の本質である“活用重視のアーカイブ”が認め…

たった150年前の仙台の姿が描かれた絵図

江戸時代というと、ずいぶん昔々のようにも感じるけれど、たった150年前のこと。 幕末当時、仙台に架かる橋は4つだけ。絵図の東端を見渡すと、台ノ原〜小田原〜宮城野原、見事に「原」っぱ。前2作の絵図(1645、1664)からは読み取れなかった、定禅寺・評定…

「明治元年現状仙台城市之図<1868/明治元年>」本日発売!

本日10月26日(金)から仙台市博物館で開催される特別展「戊辰戦争150年」にあわせ、幕末(明治元年)に描かれた仙台藩 最後の風景「明治元年現状仙台城市之図」を10年ぶりに復刊し、本日より発売開始します。 「明治元年現状仙台城市之図<1868/明治元年>…

ウチモノとヨソモノの視点の2回目

昨夜の「やわつちサロン」は「ヨソモノとウチモノの視点」の2回目。ゲストは前回同様、海辺の図書館の庄子隆弘さん。 前回に引き続き、ヨソモノとウチモノは時に立場が入れ替わるという話しや、立ち位置にグラデーションがあるなどの話しを進めてみると、お…

2年ぶりとなる公募型の3.11オモイデツアー 「古地図と地名で知る仙台市沿岸部のまち」

2年ぶりとなる公募型の3.11オモイデツアー 「古地図と地名で知る仙台市沿岸部のまち」を10月28日(日)に開催します。 仙台市沿岸部は津波により大きな被害を受け、さらにその後の更地化などにより、もともとあったまちの暮らしは見えにくくなりました。 し…

次回の3.11オモイデツアーの裏テーマは「海辺からまちをみる」

太宰さん、木村さんと3.11オモイデツアーの打合せをしてシビれるキーワードが次々と。 *新しい文化は常に海から入ってきた *ヨソモノが文化を連れてくる *内陸を支えたのが海辺のまち、そして海と川 今回のツアータイトル“古絵図と地名で知る仙台市沿岸部…

「仙台藩最後の姿が描かれた絵図」

なんて言うと、ちょっとセンチな気分にもなりますが、絵図解説を読むと、150年前の幕末(明治元年)に描いた作者の意図がひしひしと感じられ、じんわり熱くなるのです。 今回の絵図解説を執筆してくださっているのは、元市博物館市史編さん室長の菅野正道さ…

「明治元年現状仙台城市之図」予約受付を開始しました

10月26日(金)から仙台市博物館で開催される特別展「戊辰戦争150年」にあわせ、幕末(明治元年)に描かれた仙台藩 最後の風景「明治元年現状仙台城市之図」を10年ぶりに再復刻いたします。 慶応4年と明治元年という2つの年号をもつ1868年は、江戸時代が終わ…

「荒町(あらまち)」(仙台地図さんぽアプリ版)

米沢、岩出山、仙台と伊達家に従い移ってきた6つのまち御譜代町のひとつ「荒町」。荒町は麹の専売特権が与えられていたまちである。(米沢・岩出山時代の町名は「新町」) 1628年(寛永5)年頃若林城が築かれ、仙台城下が南東方向に大きく拡張した折り、荒町…