今日、地下鉄富沢車両基地内にある
仙台市電保存館に行ってきました。
次号の「風の時」に掲載する市電の取材を
兼ねて行ったのですが、小学校6年生時に乗ったとき
以来でしたので、生の市電はどんなだったっけ?
と記憶を確かめるつもりでした。
これは、大正15年に開業した仙台市電1号車。
きれいに修復されて展示されています。
もちろん実車に乗ったことはありませんが、
昭和51年の市電廃止時には、お別れ運転も
したそうです。
絵葉書で見た約100年前の開業時の一番電車が、
こうして実車を目の当たりにできるというのは、なんとも
不思議な気分。
見慣れた市電も2両展示しておりました。
手前が123号車で、昭和28年〜廃止の51年まで
走っていた市電。奥が415号車。昭和38年〜廃止まで
走っていたものです。
中はこんな感じ。
こんなに貴重な現物資料が、富沢の車両基地内に
おいてるというのも、もったいない話です。
保存してある資料をきちんと整理して、
JR仙台駅構内で多くの皆さんの目に触れるように
して展示するほどのものだと思うのですが…。