大正時代の宮城県図書館は、現在の宮城県庁前
勾当台公園の一角にありました。
篤志家として高名な齋藤善右衛門という人が
多額の寄付をして、大正元年に建築されたの
だそうです。蔵書数約82,000冊の本の中には
どういう仙台・宮城の資料が残っていたのか…。
↑宮城県図書館(「仙台アルバム」白崎写真所発行より)
この図書館も昭和20年の空襲によって焼失…。
仙台城隅櫓、仙台停車場、県庁正門、瑞鳳殿、
公会堂、亀岡八幡、鉄道局、仙台ホテル…など
後世に残すべく、“仙台の文化的遺産”の多くは
この空襲によって、やはり大変大きなものを失ったのですね。
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