紙屋さんの話によると、現時点で日本国内で
“紙不足”なんだそうです。
（大手用紙・出版・印刷会社さんあたりはちゃんと
在庫を抱えているでしょうが）
原油高によって印刷用紙の値段も上がっている
はずなのになぜ紙不足？という感じも否めませんでした。
実は、中国産の用紙が日本に入って来なくて
供給できないのだそうです。北京オリンピックで湧く景気の良い
自国内に紙を廻すのが手いっぱいということでしょうか。
ということで、フリーペーパー｢風の時｣に使う用紙も、
「昭和30年代の仙台カレンダー2008」の用紙も
調達が難しいということになったわけです。
かといって、印刷しないことには商品にならないので、
今回だけ特別に紙屋さんのお取り計らいで、在庫してある
ものすごく良い紙を使わせていただくことになりました。
出版・印刷に携わったことのある方なら、きっと分かると
思うのですが、「サテン金藤」という高級マット用紙です。
主にシビアな印刷を求められる商品カタログ・ポスターなどに
使われる用紙です。
この用紙を使ったフリーペーパーなんていうのは
おそらく日本の中で｢風の時｣くらいなもんだと思います。
（今号11号限定の用紙ですが…）
同様にカレンダー2008もこの用紙を使わせていただきます。
写真の出方が抜群の用紙で作られる｢風の時｣＆カレンダー。
出来上がりが今から楽しみです。
お問い合せは｢風の時｣編集部までお願いいたします。
