風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

再生紙に続き、インクも偽表示ですか。

品質を高める努力は、通常“企業努力”として
認められます。しかし、その努力を自分たちで
無駄に過小評価することはありません。

製紙メーカーの再生紙偽表示問題は、
せっかく良いものを作っているのに、これは
粗悪な商品なんですと、ラベルを貼り替えて
売っているようなもの。

再生紙100%は、製造上や刷耐品質(印刷の品質)が
落ちることをきちんと説明し、それでも白色度を求める
ユーザーには「白塗料を混ぜて紙を白く見せることは
本来の目的であるエコロジーとは逆行する」ことを
示すべきなのです。
再生紙100%でないのならば(できないのであれば)、
何も無理に「R100」なんて言わずに「R40」を
スタンダードにすることでもなんら問題はなかった
はずですから。…これは単に製紙メーカーだけの
問題ではなく、それを求める私たち紙を使う側の
クライアント(役所を含め)の問題でもあるでしょう。



さて、今度はインクの偽表示。

ん…やはり来たか、という感じでしょうか。
エコが売りの“大豆インク”まで問題になって
しまうかもしれませんね。