風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

「風の時」休刊のお知らせ


↑来週末に発行される「風の時」14号

「風の時」が読み捨てではなく、保存されるフリーペーパー
をめざし創刊しましたのが2005年5月。
紙媒体が他に比べ優位性を持つ“保存性”と“閲覧性”。
その特色を生かし、『仙台の原風景を観る、知る。』を
コンセプトに、準備号含め15号の「風の時」を発行してまいりました。

創刊から3年半というわずかな期間ではありましたが、
「風の時」は今号をもって休刊とすることにいたしました。
残念ではありますが、協賛金・助成金だけではコストが
まかなえず継続発行が困難になったことがその理由です。

2005年に創刊して間もなく、「フリーペーパーの量と質は、
その街の元気さを示すバロメーターである」という話を伺いました。
編集元の自由な発想で誌面を作るフリーペーパーという媒体の妙。
それを受け入れる包容力のあるなしが街の元気さを示す、
という意味に捉え、以来、一貫して誌面の「質」にこだわった
編集を続けてまいりました。

季節とともに移ろいゆく仙台の街並みと、風化しながらも確かに
息づくこの街の原風景。そのどちらも、まぎれもない現在の仙台。
それらをていねいに拾い集め「風の時」に書き留める…。
仙台の往古と現在とを紡ぐ貴重な作業であったと思っております。

今まで「風の時」を応援してくださった多くの読者の皆様、
創刊より製作に携わった編集部スタッフの皆さん、そして
製作にあたりバックアップをしてくださった皆様、
本当に心から感謝しています。ありがとうございました。

「風の時」が読者の皆様から熱いご支援を得られたフリーペーパー
だったことを誇りに思っております。
いつの日か、再び深化した「風の時」でお会いできる日が
来ることを願って。


2008年7月25日
「風の時」編集部 代表 佐藤正実 
(「風の時」14号 編集後記より)




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