「風の時」12号では8ミリフィルムを募集して
おりますが、今月中旬に見せていただいた
8ミリフィルムの中に昭和の仙台の姿が映って
いました。
1本は沖縄県に宮城県出身者の戦没慰霊碑
(宮城之塔)を建立したときの映像。
太平洋戦争最後の戦場となった沖縄県摩文仁の丘に、
宮城県出身の戦没者45,500余柱の霊を慰霊するために
昭和43に建立したものです。
もう1本が撮影者の知人の結婚式の様子でした。
結婚披露宴の後の新婚旅行の場面では、
(4代目)仙台駅ホームに新郎新婦が花束を抱え
そこにはつかりが入ってくるというシーン。
音がないのに、ホームで笑顔のお二人と見送る
同僚・親戚の面々の映像だけで幸せな賑わいが
感じられました。
写真には写真の、8ミリには8ミリの良さが
あるんですね。