一眼、コンパクト、ケータイ…デジカメが様々に形を
変えて成熟マーケットとなり今や飽和状態にあるデジカメ。
望遠、手ぶれ補正はもとより、追跡AFやら笑顔の時だけ
シャッターが押せる機能がついたりして、ここまで「オート」
機能が装備されるとやり過ぎの感も否めなかったのですが…。
さて、ちょっと気になるデジカメが発売されました。
画素数競争や望遠○倍という謳い文句を大げさに
使わないパナソニックが発売したコンデジ「DMC-LX3」。
商品コピーは「誕生、大人のコンパクト」
コンデジのとしては約2倍の価格帯の6万円。
売りは広角レンズの良さとマニュアル操作。
今まではほぼリコーの独壇場だったマーケット
(リコーGR DIGITALシリーズが先駆)に、
パナソニックが満を持して発売した商品。
一眼デジの性能の良さは認めるけど、携帯性に
不便、交換レンズが高いし面倒、「撮る」感覚が
欲しい、というユーザー向けの一台ということに
なるでしょうか。もしくはプロユーザーのセカンドマシン
あたりの用途を補える商品かもしれませんね。
今冬のデジカメ新商品は、この
「高価格帯+広角レンズ(明るいレンズ)+マニュアル」
マーケットが賑わうかも…?