仙台市制120周年企画本に、大正元年発行の
地図を掲載することは前にも書きましたが、
その地図に掲載されている旧町名を調べて
みると、様々な書き方があることがわかりました。
「丁」と「町」の表記はもとより、「小田原」を「小俵」と、
当て字かダジャレみたいなものまで、あったりして。
聞くところによると、町名を書き文字として表すと
いうより、言葉で伝えることが中心だった時代には、
「音」による表記で良かったためこのようなことが
あったのだそうです。
「仙台地名考」(菊地勝之助著)は、仙台の地名の
解説書として重宝しておりますが、これに記載されている
旧町名も若干異なるところがあるようです。
ある方から明治44年発行の「仙台市史」のコピーを
ちょうだいしましたので、それを元にまとめてみようか
と思っています。
「旧町名の索引」はどうしても入れなければならない
ものなので、なんとか良い方法を見つけなければ…。