この土・日は「ALWAYS 三丁目の夕日」そして「続・三丁目の夕日」
を観て、午前中は「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」を、こどもらと
一緒に映画鑑賞…すっかり昭和30年代の映像三昧。
昭和33年12月完成の東京タワー
昭和30年代の光の部分にだけスポットを当てれば、確かに
“豊かさを象徴するイメージ”が強いですね。
現在はどちらかというと「昭和30年代=人間臭さが残っていて、
活力に漲り、明日は今日よりも素敵な日が待っている」という
夢や希望に充ち満ちていたという扱い方が底辺にあるようです。
ただ、光もあれば当然、陰もあるわけで。
交通公害、環境破壊の元凶はその時代からスタートして、
今日の「エコ、地球に優しいキャンペーン」に繋がるわけで。
憧れだけではなく自省的な意味合いも含めて、昭和30年代を
包括的に振りかえることも必要だな、と思いました。
まぁ、そんな映画を作られたとしても、
全然ヒットはしないでしょうが…。