風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

[]「ALWAYS 三丁目の夕日」鑑賞。

この土・日は「ALWAYS 三丁目の夕日」そして「続・三丁目の夕日
を観て、午前中は「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」を、こどもらと
一緒に映画鑑賞…すっかり昭和30年代の映像三昧。

昭和33年12月完成の東京タワー

昭和30年代の光の部分にだけスポットを当てれば、確かに
“豊かさを象徴するイメージ”が強いですね。
現在はどちらかというと「昭和30年代=人間臭さが残っていて、
活力に漲り、明日は今日よりも素敵な日が待っている」という
夢や希望に充ち満ちていたという扱い方が底辺にあるようです。

ただ、光もあれば当然、陰もあるわけで。

交通公害、環境破壊の元凶はその時代からスタートして、
今日の「エコ、地球に優しいキャンペーン」に繋がるわけで。
憧れだけではなく自省的な意味合いも含めて、昭和30年代を
包括的に振りかえることも必要だな、と思いました。

まぁ、そんな映画を作られたとしても、
全然ヒットはしないでしょうが…。