仙台鉄道局運輸課が大正15年に発行した
「東北のスキーとスケート場」。(全46頁)
その冊子のほとんどがスキー場の案内で、
沿線添いの蔵王や鳴子などを紹介しています。
冊子の後半36頁からスケート場が記載されて
いまして、書き出しには
「搖藍仙台は日本における描形氷滑
(フィギュアスケート)の搖藍の地である。
現在我が国では仙台出身のスケーターが、
フィギュアスケート界を牛耳っているのである。」
と、載っていました。
「フィギュアスケート」を「描形氷滑」と書くのを初めて
知りましたし、「牛耳る」というとなんか穏やかな感じ
ではありませんが、「スケート」=「仙台」ということ
だったんでしょうね。
まさか80年後のオリンピックでメダリストを輩出する
ことになろうとは思わなかっただろうなぁ。