3月4日のブログにも書きましたが、現在、
仙台市の旧町名・通名について調べています。
相変わらずまとめ方に難航していまして、いつになったら
光が見えるのかさえもわからない状態であります。
まぁ、そんな状態ではありますが、ちょっと「旧町名」について
感じたことをひとつ。
南材木町、三百人町、二十人町、鉄砲町、畳屋丁、片平丁、
花壇、南鍛治町、坊主町、江戸町、二本杉通、元寺小路…
仙台に来たばかりの人でも、字を読んだだけで、その町に
どんな役割があったのかおおよそ見当のつくものばかりです。
そうなんです、地名は単なる記号ではないんですよね。
町の役割や特長、地形をはじめ、そこに代々住む人にとっての
誇りでもある名前なんだろうなぁ、と思うのです。
全国どこにでもある中央○○丁目、大町○○丁目では、
きっと愛着は感じられないでしょうね。
そういう意味で若林区に今も残る旧町名は、本当に
仙台市の財産なんです。
伊勢商店(仙台市南材木町18番地)
伊勢商店長町煉瓦工場全景
「仙台アルバム(発行:白崎写真所)」より