一昨年、昨年と、風の時編集部では「昭和30年代」をテーマにした
カレンダーを製作しましたが、今年(2010年版)は、そのちょっと前、
「復興の仙台カレンダー2010 ?仙台の昭和25年?(仮)」
を製作する予定です。
今年は仙台市制120周年の“大還暦”。約60年前の“還暦”の頃
の仙台はどんな様子だったのかを、当時の絵葉書写真と地図を使い、
じっくりとご覧いただく仕様にしようと考えております。
戦後復興を遂げつつある昭和24年には市制60周年を祝い、西公園で
グランド・フェアが開催された仙台市。その年の様子は、「昭和24年版
JTB仙台市街図 復刻版」で観ることができますが、翌年の昭和25年の
仙台(つまり、60歳の方が生まれた頃の仙台)も重要な出来事が目白
押しでした。
その雰囲気をB4判サイズのカレンダーで伝えることが出来れば、と
思っております。
◎4月
戦後初の博覧会「東北こども博覧会」を榴ヶ岡で開催。
◎5月
「宮城球場」オープン、プロ野球開催。
◎8月
仙台一高甲子園出場。市広報活動車「ひばり号」広報開始。
◎9月
遠見塚古墳が県重要文化財指定。
◎11月
土井晩翠が文化勲章を受章。
◎この年
木造モルタル2階建ての4代目仙台駅舎完成。
仙台の人口34万人(国勢調査)
今年、仙台市制120周年のラストを飾る「風の時」企画です。
詳しい仕様や発売日などが決まりましたらまた告知しますので、
どうぞよろしくお願い致します。
(記念にカレンダーをもう一種作っておいてもいいような…)