小雪混じりの2010年初日の出
“一日本人としての自分自身が日本を発見するため、
日本を知るため、そして発見し、知ったものをみんなに
報告するためだということに思い至る”
これは、昨年生誕100年だった土門拳が1968年に
「デモ取材と古寺巡礼」で記した文。
日本にこだわり国内にカメラを向け続けたカメラマンと、
飯沢耕太郎さんが文藝春秋2009年4月号で紹介して
いました。
土門拳がこだわった“日本”。
風の時編集部ではこれを“仙台”に置き換え、
2010年も仙台の原風景を観る、知る。をテーマにした
作品づくりに勤しみたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2010(平成22)年1月1日 佐藤 正実