風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

『ブックカフェのある街』前野久美子(編・著)読了。


苦しい&痛い話を笑い話に変える久美子ワードに、
途中何度も吹き出しつつ「仙台文庫」第一弾リリース
『ブックカフェのある街』前野久美子(編・著)を読み
終えた。




常々オープンで背伸びしない等身大の彼女は、本の
中でもやはりいつもの頭身大(6頭身くらいかな?w)の
前野久美子さん。


本を読んで、「Book!Book!Sendai」の活動主旨が、
すでにずいぶん前から(1997年頃から)頭の中に緩く
インプットされていたんだな、ということを改めて知った。


著者がかなりご機嫌になって書いたと思われるw
プラハのブックカフェ「glove」での体験記。「glove」の
空気感は街と切り離せないもの」と感じた発想が、
「お店のことを考えるなら、お店の外も含めて考えないと」
という想いにつながり、2008年7月に会が発足する…。


もし、「15年も前からこういう事を考えていたんだ?」と
聞いたとしたら「私がそんなことあるわけないでっしょ!」
と照れながら答えるに違いない。がははと笑いながら。


でも、根っこにはずっとそんな気持ちがあったのだろう。
いやはや、彼女は情熱と行動の女性だ。と、改めて感じる。


第二部に登場する方々も素晴らしい!高熊洋平さん、
吉岡英夫さん、渡邊慎也さん、留守春夫さん、岡田とも子
さん、佐伯一麦さん、西大立目祥子さん、佐藤純子さん、
荻原魚雷さん、早坂信子さん、関根かなさん、伊藤卓さん…
火星の庭で出会った人にご登場いただきたいと思いました」
と、彼女が言うとおり、第一部から「街と本」というテーマが
貫かれたキャスティング。


もし、仙台に「火星の庭」というお店ががなかったら。
仙台を本の街にしようという発想も、ただの妄想になって
いたのだろう。本と仙台という街を紡ぐ役割を持った「火星
の庭」の前野久美子さん、健一さん、そして、仙台文庫と
いうレーベルを立ち上げ創刊された大泉浩一さんに改めて
敬意と謝意を。


本日発売開始。

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バンスイ、トウソン ヲ、イマ ヨム。

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