風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

仙台の原風景の写真集。

実は、この秋にある「写真集」を出そうと思っています。

どんな写真集かというと
「大正・昭和時代の仙台の絵はがきの写真集」です。
コロタイプで印刷された素晴らしい絵はがきを現在
あちこちから入手中です。今のところ手元に300枚は
集まったでしょうか?市内のいろいろな施設から
お借りしたのも数えれば400枚は超えているかも
しれません。
その中から選りすぐりの絵はがきを集めて120〜30ページ
位の「写真集」にしようという考えています。
「歴史解説書」ではなくあくまで「写真集」ってのが
ポイントです。

で、いろいろな写真集を今更乍らに見てですね、
たどり着いた答えが
“シンプルで力強いなモノクロ(ダブルトーン)”での表現。

仕上がりを想定して、既に試し刷りとして4種類の紙に
2種類の印刷方式で印刷してみたんです。
ま、2種類というのは従来の網点印刷とFM印刷なんですが
仕上がって見て「これは断然従来の印刷方式が勝ってるな」
という結論です。ルーペを覗くとFMの方が美しいのに
なぜかぼんやり見える。写真のベースに薄い特色を敷いている
ように見えてしまうんですね。

今回初めて使う紙との相性もいいらしく、とても良い感じに
仕上がったみたいです。

もともと80〜90年前の絵はがきを(拡大)再スキャンして
どう映し出されるのか?って不安もちょっとあったんですがね
あれを見たら「これはいい!」と、思います。

80〜90年前の仙台の絵はがきがどのような姿で
現れるのか!?…今秋11月をお楽しみに!