明治になって七夕を含む五節句が廃止され、
七夕が祝日でなくなってから七夕は衰退していく。
明治以降衰退していた七夕行事を復活させる
ために、昭和2年大町商店街が七夕復興を提唱。
翌年の東北産業博覧会直後の七夕まつりでは
盛大に行われた。
第二次世界大戦の影響で一時中断。昭和21年に
10年ぶりに復活、翌年昭和天皇来仙以降
豪華絢爛な仙台七夕まつりが定着。
と、いうのがどの本を読んでいても書いていたので、
それが定説だと思っていた。
ところが、昨日明治時代後半(明治44年)の
河北新報を読んでいたら、写真が2枚も掲載されて
「盛んなる昨日の七夕祭」と報じている。
…あれ?衰退していたんじゃないの?
…それとも去年に比べて“盛ん”だったってこと?
これはもう少し調べてみないといけないぞ。