お盆休み中、『高校生が感動した「論語」』 (佐久 協 著)という
本を読んでいました。高校時代に読んだ(見た?)「論語」は
漢字ばかりでどうも敷居が高く、解説を読まないと意味が
分からないという印象が強かったんですけどね…。
この本の著者は30数年間、高校で国語・漢文などを教えていた先生で、
高校生にでもわかる言葉と文体で、論語を訳しているのがミソ。
2500年前に孔子が説いた「論語」が完全現在日本語訳になって
読んでみると、非常に良ーくわかる!
例えば、
「子曰わく、人の己を知らざる事をうれえず、己の能なきを患う」は、
「世間に知られていないことをグチらずに、己の才能のないのを
気にかけて精進することだよ。」
となるわけですね。