戦後、昭和24年に発行された仙台市の地図
の復刻版が、少しづつ具体的になってきました。
では、なぜ“昭和24年”なのか。
それは、仙台市が昭和20年壊滅的な状態となり、
その3年後の昭和23年に観光都市指定を受け、
仙台市電が全線開通。翌24年の市政60周年に完成した
ということからです。
当時まだ大判の地図が多くなかった時に、B2判の大型カラー地図が
作られたのも見逃せません。
つまり、“戦後復興を遂げる仙台市の当時の輪郭を知る”
資料として、とても貴重な地図であると判断した次第です。