そして2006年11月に「絵葉書で綴る大正・昭和前期の仙臺」を
企画・発刊いたしました。
お買上げいただきました皆様方より、当時の仙台の姿を
克明に現した地図や絵葉書写真集を通じて、
大変懐かしく楽しませてもらったとの声が多く寄せられました。
それと同時に、“昭和３０年代の仙台をテーマにしたもの”を
作ってもらいたいというご要望も多数賜りました。
幸いにも、昭和３０年代の仙台の風景をフィルムに
収めていらっしゃった阿部幹夫さんと今年の初めに出会い、
写真一式を当編集部に寄贈していただいたのをきっかけに、
2008年カレンダーの製作に取りかかった次第です。
（フリーペーパー｢風の時｣９号、１０号の表紙にもなっています）
カレンダーに掲載されましたこれらの写真は、
寄贈していただいた写真の中のほんの一部ではありますが、
昭和３０年代の仙台を象徴し、また当時の様子を垣間見る
ことができる写真ばかりであると思います。
↑「雪降りしきる仙台駅前」昭和31年頃（１・２月のカレンダーページより）
製作にあたりましては、普段なかなか使わない黒とオレンジ色
とのダブルトーン印刷で、黒の深みを生かした
“写真を印画紙に紙焼きした風合い”を
醸し出した仕上がりになったと思います。
また、昨年までのカレンダーの大きさであるＡ４サイズ
ではなく、写真を楽しんでいただくために一回り大きな
Ｂ４サイズに変更しました。
今まで、未発表であった仙台の貴重な写真を、
このような形で皆様にお届けできることを私たちも
大変嬉しく思います。
B4判16ページ500部の限定発売。
1,200円（税込）2007年11月１日発売。
１年間通して、昭和３０年代の仙台の郷愁感溢れる風景を
たっぷりと堪能いただけるカレンダーです。
金港堂、丸善、紀伊国屋などの各書店でお取り扱い致します。
お問い合せは（有）イーピー｢風の時｣編集部まで。
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TEL：022-295-9568 TEL：050-3431-5793（編集部直）
FAX：022-295-9570
Eメール：info@sendai-city.org
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風の時公式HP↓コチラ
ちなみにこれらが｢風の時｣バックナンバー表紙に使用した阿部さんの写真です。
昭和33年の青葉通（｢風の時｣９号表紙：阿部幹夫氏撮影）
昭和31年の仙台七夕（｢風の時｣10号表紙：阿部幹夫氏撮影）
