昨年末に鐘崎七夕館のリニューアルを終え、
現在リニューアル第2弾の製作&作業中です。
今回のリニューアルでは「宵祭りの演出」が
一番のポイントです。
もともと七夕は7月6日の夜に厳かに行われた宵まつり
だったわけですが、七夕が2日間になり、昭和23年からは
3日間開催されるようになって、少しずつ変化してきた
経緯があります。(飾り付けの傷みや火の悪戯防止からでしょうか)
今回はその点を踏まえ、もともと宵祭りであった七夕を
再現するため、いくつかの工夫をしています。
藩政期、スイカや桃の形をした飾りの中に
ろうそくを入れて灯したことや、大正期には肴町の浜まつりに
由来する魚を形どった飾りものを飾ったこと、そして
現在は姿を消してしまった七夕線香など、
それらに発光ダイオードを仕込んで“宵祭りの七夕”を
再現します。製作スタッフの再現にかける意気込みも
ひしひしと伝わるほどです。
しかし、今回のリニューアルの一番のポイントは
上記のような飾り付けの充実に加え、
鐘崎社員による七夕紙芝居や七夕の語り部といった
ソフト面の充実があげられるでしょう。
会社全体でお客様をおもてなそうという
情熱が、きっと七夕館に新しい息吹を吹き込む
ことは間違いありません。
3月初めにはその新しい七夕館が完成します。
お手伝いさせていただいている私自身も、完成が
とても楽しみです。
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