昨年夏に発行しました「七夕七彩」に続く
“仙台七夕まつりシリーズ第2弾”を、
今夏発行しようと思っております。
「七夕七彩」では藩政期から続く仙台七夕の
歴史を、近江先生の執筆のもとに綴ったもので、
七夕写真をふんだんに用いながら仙台の文化の
一端をまとめることができたことは、大変有意義な
一冊だったと自負しております。
現在編集を開始しています第2弾は、
「戦後の仙台七夕」について、ビジュアルを中心に
まとめてみようと考えています。
戦後の七夕と言えば、昭和21年に52本の竹飾りが
飾られたことから“七夕が復活”した話は有名ですが、
今回メインとするビジュアルは、仙台七夕ポスターです。
(昭和33年ポスター:仙台商工会議所蔵)
仙台商工会議所(七夕まつり協賛会)で保管していた
戦後の仙台七夕まつりポスターを年代順に並べ、
その年の主な出来事を掲載して、戦後七夕や仙台の歴史を
紹介しつつ、読者の七夕の記憶を鮮明にしてもらう
ような仕様とします。
昭和30年あたりから現在までの七夕ポスターをずらり
と並べてみるととても圧巻でしょうね。
実は、ポスターというものにはいろいろな情報が
詰め込まれていて、隅々までよく見ると面白い
発見があるのです。
そのためには宮城・仙台の戦後歴史の精査が重要
ですので、確かな調査が必要ですね。
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