仙台市博物館で観た、昭和の仙台の映像。
仙台メディアテーク製作となっているそれらの映像は
驚くものばかり。
後方に大手門が映る麓の五色沼では
フィギュアスケート。自然のリンクの上で
くるくると回転しているペアのスケーター。
出兵する第二師団が大橋を渡り、芭蕉の辻を
通過して二代目仙台駅(停車場)前へ。
これらは、昭和13〜15年の間に映された
8ミリフィルムの映像らしい。
(大橋がコンクリート製になっているので、
昭和13年以降であることがわかる)
絵葉書の写真でしか観たことがなかった
建物や当時の人々の出で立ちが、動画として
収められていることは、仙台にとってとても
貴重な財産。
先日ご提供いただいた8ミリフィルムの中に
お母さんがほうきで部屋の掃除とバケツで
ぞうきんをしぼる映像があった。
今なら掃除機かペーパーマットでの掃除。
おそらく当時はなんということもなく映したもの
だっと思うが、現在からすると、消えてしまった
一般の生活を垣間見るような映像である。
街と人と、そこに息づく文化は連綿と繋がっている。
「風の時」が注目しているのも、そこ。
今やらなければ1年後ではできなくなるかもしれない、
そんな危機感も抱きつつ、これからの商品を製作したい。
「風の時」編集部では引き続き仙台の昭和30年〜40年代
の8ミリフィルムを募集中。
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風の時編集部 代表 佐藤正実
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