風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

フリーペーパーによる“情報提供”とは。

フリーペーパー「風の時」は、3年前の2005年春に
創刊した。一貫して“保存されるフリーペーパーづくり”を
めざして製作してきたが、ちょうど創刊して間もなく、
“フリーペーパーの量・質で、その街の元気さや文化度が分かる。
ちょうどバロメーターのようなものです”

と言われたことがあった。

以前、コンビニの出店余力規模などが、街の元気さを計る目方だ
と聞いたことがあったので、それがフリーペーパーでも計れるという
のはちょっとした驚きだった。

さて、我が街、仙台ではどうだろうか。

この3年間を見ても数多くのフリーペーパーが相次いで
創刊されてきた。確かに数値に表される「量」は、仙台にも勢いがある。
既刊・新創刊のフリーペーパーの中にも素敵なものは、もちろんあるし、
こんな取材&誌面はできないな、と感心するものもある。
しかし、大方のフリーペーパーの中身にはやはり疑問が残る。

何の記事かと思えば、記事体広告中心で企業・商品のPRばかり。
ディスプレー広告も、がっちり目立てば良いとばかりに
派手な演出合戦で肝心の本文は度外視…。
広告収入があってのフリーペーパーゆえに仕方がない。
しかし、なんのための“情報”で、誰に見てもらうための
“情報提供”なのだろうか。

チラシの集合体みたいなゴミ箱直行ポイ捨てフリーペーパーは、
もう要らないのじゃないだろうか。
第一環境にだって良くない。





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