仙台市博物館で開催中の企画展「仙台人物誌」を
観てきました。
「江戸時代のあんな人、こんな人」というサブタイトル
からも分かるとおり、仙台藩にゆかりのある人物に
スポットを当てたユニークな企画で、「はじめに」、
「仙台藩を支える」、「学び、人を育てる」、「文化で
つながる」、「幕末を駆ける」、「番外編」という6つの
カテゴリーに分けた展示です。
こんな紹介をしてしまうと堅苦しいイメージになって
しまうかもしれませんが、実はちょっと違うのです。
例えば「文化でつながる」に展示されている名横綱
谷風コーナーには、背中にくじゃくをあしらったかなり
大きいサイズの実物の掻巻(かいまき=寝巻)が
あったり、林子平の肖像画なども。
そして、私がじっくり眺めてきたのが「奥州仙台城絵図」。
展示品は撮影禁止なので、ここで写真で紹介はでき
ませんが、伊達政宗公が亡くなった9年後(1645年)に
描かれたもので、現存する絵図の中で最も古い絵図。
268×319センチという大きな絵図は迫力満点!
複製印刷物では分からない街道筋に書かれた文字を
読み取るのも面白いですよ。
約130点もの展示品が並ぶこの企画展。終了する前に
一度観ておいた方が良いです。12月19日(日)まで。
詳しくは→こちら
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風の時編集部 代表 佐藤正実
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