仙台駅東地区に残る「町名」への想い。 - 風の時編集部【仙台の原風景を観る、知る。】

昨日、「仙台駅東第二地区まちづくり懇話会分科会」に
初めて参加させていただきました。
いくつかの分科会で話し合われるこれからの駅東地区。
いままで5回に渡って検討されてきた内容を取りまとめ、
せんだいメディアテークで行われる中間発表の準備に
充てられた日でした。

私は駅東地区に残されている町名を活用・保存する
ワークショップに参加。メンバーの方々が、今まで検討
してきた成果品である、大きなシートをテーブルに乗せて
最終チェック。

先週末、NPO20世紀アーカイブ仙台で若林区に残る
旧町名エリアを取材してきたばかりで、今まさに町名を
残そうとしている現場に立ち会えたのは、何かの御縁かも
しれないと思いつつ、皆さんに交ぜていいただきました。

鉄砲町、二十人町をはじめ、東番丁や小田原八丁などの
歴史的町名が残る仙台駅東口エリア。
昭和40年代以降、仙台の町名が新町名に切り替えられた
時に、伊達政宗公の開府以来の由緒ある町名は変えること
は許されないと反対した荒町、南材木町、南染師町などの
若林住民。その時の想いはどれほど大きなものだったん
だろう？と、ふと頭をよぎった分科会でした。

この成果は1月19日せんだいメディアテーク１Fで展示・発表
されます。

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