風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

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伊達政宗公が晩年過ごした若林城の山門。


伊達政宗公が築いた城と言えば言わずとしれた「仙台城」。
そして、もうひとつ。晩年過ごした「若林城」があります。


若林城は現在の宮城刑務所の場所にありましたが、この
お城の山門が現存しているのをご存じですか。


仙台一高近く、新寺通と連坊小路の間にある「松音寺」の
門がそれです。



「松音寺(しょうおんじ)」奥に見えるのが旧若林城山門



移築された旧若林城の山門



若林城のことは意外と知られていないかもしれません



ちなみに、↓これが仙台城内にあった門で、現在は
広瀬町の宮城県知事公館正門として使われています。
幕末に作られ大正時代に仙台城から移築された門だと
言われています。



知事公館正門は仙台城から移築したもの





この記事について追記(2010年11月8日)

                                                                                                        • -

11月8日、詳しく調査されている方からブログに掲載した
ふたつの山門について、メールを頂戴しました。
松音寺の山門が本当に若林城の門かどうかは確証がない
とのこと。また、知事公館の門についても同様とのことでした。
大正時代に第二師団司令長官公舎を建てる際、仙台城
寅ノ門を移したということになっていますが、寅ノ門は2階建て
の櫓門であったことが確認されており、寅ノ門の部材を使って、
古式の門を建てたのではないかということです。
追記という形でこの記事を補足させていただきます。

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100年前の仙台を歩く 仙台地図さんぽ

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