南三陸町防災対策庁舎
震災後、見てきた仙台市若林区、宮城野区、亘理、
岩沼、名取、多賀城、塩釜、七ヶ浜…。
今回お盆の帰省に合わせて、南三陸、気仙沼、そして
岩手県沿岸部の陸前高田、釜石、大槌、山田を見て
きました。
どのまちもほとんどの民家は流されるか、または骨組み
のみとなり、コンクリートの防潮堤はめくれ上がり、地盤
沈下の影響で海水がひかず、海面・川面は土のうスレ
スレの状況。
とても安心して住めるような状況ではありません。
いつになったら元の暮らしに戻るのか。
と、言うよりも元の暮らしに戻れるのか。
津波被害というリスクを承知の上で、永年住み慣れた土地
で暮らす。もしくは、様々な不便を覚悟で新たな場所で、
安全な生活を送る。
元の暮らしとはどちらを指すのか、私には分かりません。
「3.11」市民が撮った震災記録
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風の時編集部 代表 佐藤正実
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