風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

3.11定点観測アーカイブ・プロジェクト第2回公開サロン

公開サロン「みつづける、あの日からの風景」を、6月16日
せんだいメディアテーク7Fでおこないました。画像ご提供者
4名のゲストをお招きし、ご自分の撮った写真を解説していた
だいた後、3.11定点観測について考えました。



約20名のお客様にご来場いただいた今回の公開サロン。
地元の人間が、地元を定期的に撮る、という方法がよいの
では、という意見や、家の中の様子を撮るのは難しいが、
子どもの成長ぶりを写すことで震災から時間の経過が分かる
という意見もありました。

お客様の中に東京から来た方がおり、「被災していない地域では
マスコミの報道(津波被害)しか知らないので、市民の生活ぶり
は初めて知った。被災していない地域に広く伝えるため、この
ような取り組みは必要だと思う」という貴重なご意見も。より伝える
ため、今後はもっと広く知らせていくための方法を考えていかな
ければならないと思いました。

【6月16日公開サロンゲスト】
◇衞藤雅之さん
◇相蘇裕之さん
◇加藤尚美さん
◇ぽちさん(以上4名)





被災地の責任として、10年後、100年後という後世の減災免災
に役立てるためにも、被災していない地域の方の意見は、自分
たちの活動を明確にすると感じました。

【3.11定点観測アーカイブ・プロジェクト公開サロンとは】
公開サロンでは、震災の記録写真を撮影した市民の方々を
ゲストに迎え、震災後間もなく撮影された写真と、その後、
撮影された同じ撮影地の定点観測写真を、撮影者ご本人に
紹介していただくプロジェクトです。
写真をもとに、震災体験を参加者のみなさんと話し合い、
今後の定点観測にむけ、撮影の場所や時期、方法などを
一緒に考えていきます。

【公開サロンの開催予定日】
◆2012年
7月3日(火)…仙台国際センター(17時〜18時30分)
9月22日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
10月27日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
11月24日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
12月15日(土)…せんだいメディアテーク1F(14〜16時)
◆2013年
1月19日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
2月16日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)

◆主催
NPO法人20世紀アーカイブ仙台
せんだいメディアテーク

平成24年宮城県新しい公共の場づくりのための
モデル事業認定事業


「3.11」市民が撮った震災記録