風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

70年前の今日、仙台空襲により57,000人が被災した日。

70年前の今日未明、仙台に123機のB29爆撃機が襲来。
仙台は焼け野原になり、被災者は当時の人口の26%にあたる57,000人におよんだ。
「人災」と「自然災害」という大きな違いはあるが、被災後の様子から、戦災と震災を比べ語られることは多い。
この写真から、火災による地面の熱さや焼けただれた家屋、人体、家畜のにおいをどう伝えるのか。この状況の中で当時の人々は何を感じ、どう生き抜いたのかー。

写真は常に「真」を「写す」とは限らず、想いや感情を伝えなければ写真だけでは伝えきれない。むしろ伝えきれない方が多い。

戦災と震災を語り伝えるためのアーカイブの肝は、きっとそこにある。


1945(昭和20)年7月空襲により焼け野原になった仙台中心部
(写真提供/森つきさん)