昨日の「伝える学校」のゲストは神戸新聞社の加藤正文さんと河北新報社の松田 博英さん。
震災から21年を迎えた神戸と5年目を迎える仙台で、これまで震災を伝えてきた地元新聞社ならではの役割についてのお話。個人的には、震災報道を先行する神戸新聞が何を伝え、河北新報はそこから何をキャッチしたのかという16年間の“時間の差”に興味を持った。
昨日の話題のひとつ「震災の風化」については、残念だけれど風化はするし、すでにしていると感じている。
風化はする、だから記録しなければならない。
震災を上手に忘れるために、そして、上手に思い出すためにどう記録すれば良いのか。記録する手法のヒントはそこにあるような気がする。