風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

震災を “上手に忘れるため、上手に思い出すため” の記録

昨日の「伝える学校」のゲストは神戸新聞社の加藤正文さんと河北新報社の松田 博英さん。
震災から21年を迎えた神戸と5年目を迎える仙台で、これまで震災を伝えてきた地元新聞社ならではの役割についてのお話。個人的には、震災報道を先行する神戸新聞が何を伝え、河北新報はそこから何をキャッチしたのかという16年間の“時間の差”に興味を持った。



昨日の話題のひとつ「震災の風化」については、残念だけれど風化はするし、すでにしていると感じている。
風化はする、だから記録しなければならない。
震災を上手に忘れるために、そして、上手に思い出すためにどう記録すれば良いのか。記録する手法のヒントはそこにあるような気がする。