風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

常設したらアーカイブ先進都市になる

「どこコレ?」7Fに移設完了ー。
設営中に戦前生まれという御姉妹が会場を訪れ、「大町の豆腐屋さんに、よく鍋を持って買いに行ったの。隣の家の子は雷が怖くて、雷が鳴る度に鍋を落っことすから私が2つ持ってあげたのよ」と、目に浮かぶような楽しい思い出話を披露してくださいました。
初日から感じていたことですが、数人でヒアリングできる数じゃないくらい、今回は今までと比べて格段人の入りが多かったですし、その分、集まった情報量もかなりのボリュームになりました。

「どこコレ?」7Fに移設完了。6月26日までロングラン開催!

もし「どこコレ?」が常設展になったら・・・。
死蔵写真はなくなり、写真(資料)は継続的に集まり、語りたい人・聞きたいは集まる。何よりも知的好奇心をくすぐり、世代間交流はぐんと拡がる。しかも、それをやり続けることでアーカイブの先進都市になる。ということは、自分のまちに愛着を持つ市民が増えるということ。古いけれど良いものは使い回そうということになれば、スクラップ&ビルドという仙台の悪しき習慣もなくなるはず。良いことずくめ。(^_-)

設営中にも思い出話に花が咲く
「どこコレ?」開催中に収集した写真も、7F移設に伴い急遽展示。
169番の写真はネットを見て、青森からご提供。
大正10年宣教師が撮った写真らしい。
右下に「Sendai」の文字が見える。